安芸の小京都で、過ごす夜。
見えるものも見えないものもひとつ、ひととき、
こだわりの異空間へようこそ。

お風呂

お風呂は一日の中で最もゆっくり癒やされる、たいせつな時間。
だからこそ、館内で最もこだわりぬきました。
緑と白とモノトーンのコントラストに癒されて。
全ての角を丸く施工した漆喰塗りの空間。
焼き物のお風呂はお湯も冷めにくく、大人二人でも入れるぐらいのゆったりサイズ。
ご希望で入浴剤にたけはらの塩と日本酒を入れて浄化・デトックス風呂にも。

【detail】
風呂釜は、日本酒の菰樽をイメージしたオーダーメイドで山形の職人さんによる手捻り。側面の絵はオーナーCHADO.が山形の工房におじゃまして絵付けしました。
床の青く丸いタイルは淡路産の瓦。
壁面のホーローアートもお愉しみください。

【備】
ドライヤー/Bluetoothスピーカー/洗濯機

キッチン

ご飯は団欒の時。
みんなで囲もう。一緒につくろう。

【detail】
アイランドキッチンにこだわり、この形にしました。 キッチン側面には地元・藤井酒造さんで歴史を刻んできた桶と、全面には昔の酒瓶の箱をばらして化粧。
壁面の食器棚は、もともとこの家・この位置にあったタンスを吊戸棚にして再活用しました。

【備】
IHコンロ×3/冷蔵庫/各種食器類/各種調理器具/トースター/炊飯器/ポット/※随時フリードリンクあり(紅茶・コーヒーなど)

2階フリースペース、1階リビング

2階フリースペース、1階リビング

随所に歴史を感じられる、共用スペース。


2階フリースペース

江戸末期当時からこの家を支え続けてくれた、大きな梁。それを感じてもらいたかったから、あえて壁を作らず広い空間にしました。もちろんゆったり過ごしてもよし、ダンスやヨガなどの各種ワークショップなど、多目的にお使いいただけます。


1階リビング

明治のころと思われるポスターがそのままに。
この場のために大工さんが創ってくれた神棚には、京都清水寺の舞台の板を使用。アイランドキッチンから続く8畳×2間ほどのスペースを抜けると、中庭から離れのお風呂へ。昔ながらの長屋をお愉しみください。


※江戸の建物のため、窓ガラスがありません。そのため、隙間風や虫を完全に防ぐことができません。
また、大変静かな町並みですので、夜間は外まで音が響きます。特に1階のキッチンからリビングでお過ごしの際は声や音量にご配慮いただけますと幸いです。

【detail】
2階・1階ともに全館すべての床材は丹波篠山産ヒノキ。壁は牡蠣殻を使用した自然素材100%の瀬戸漆喰。 
床板の裏と漆喰の下地には、DIYに参加してくれたみんなの愛や「ありがとう」のメッセージを書き、陽の氣を込めました。目には見えませんが、心地よい空間づくりの一助となってくれているはず。

トイレ&洗面

御手洗と洗面は、お風呂と同様、
がんばってくれた身体を循環させる、大切な浄化場所。
竹炭を混ぜ込んだ漆喰と、麻炭ライトでごゆっくりどうぞ。

【detail】
各洗面ボウルは職人さんの手作り。
1階は茨城から笠間焼、2階は淡路島の瓦の素焼きです。
御手洗は1階が竹製便座、2階はウォシュレットがご利用いただけます。

たけはら町並み保存地区

”観光”なら小さくて日帰りでもさっと歩けてしまうほどの町並み保存地区。
でもね、泊まるからこそ感じられるものがあるんです。
夜の静けさや、小さな街頭が照らすノスタルジックな町並みの風景、
朝のすがすがしさと酒蔵さんが仕込みを始めてのぼる煙。そして、自分や大切なひととゆっくり過ごす、”ひととき”。
現代の生活も息づく古都の香りを、感じてみませんか。